白露

白露とは、「はくろ」と読み、
「陰気ようやく重なり、露が凝って白く見えるという意味で名付けられます。

9月9日は重陽の節句、収穫祭の意味合いがあり、栗ご飯で祝います。



こころがけること
春は眠い、秋は怠い、残暑が暑かったり、初秋は寒かったりするため、体がなかなかついていけません、朝は寒いから上着、日中は暑いから薄着という風に、一日中に着るものをコロコロ変えないようにして下さい。この季節は肺を労わる時期です。皮膚や粘膜が弱いと、鼻や気管支にトラブルが出やすいので、鼻詰まりや喘息など慢性疾患になってしまいます。水や薄い塩水で鼻洗浄をしたりしてください。

体質管理
風邪や鼻アレルギーも体表の皮膚、つまり粘膜と関係します。
皮膚を改善するというのは時間がかかるので、気長に付き合う気持ちが大切です。味覚の辛味は表面から気持ちの滞りや体内毒素を追い出す、発散の役目があります。
年を取ると、歩くときに手を後に組むのは、体のバランスがとりやすいからです。呼吸が深くなり、歩くという運動がしやすくなります。また腰の保護にも繋がります。ですから普段も歩くときに胸をはって歩くことを意識したほうが肺が広がり健康になります。呼吸をゆっくり、息を吐くときは倍以上かけてゆっくり吐きましょう。病は気からという言葉もあるように喘息のような慢性疾患には心の問題も大きく関わってきます。
日本人はなで肩が多く、胃腸が弱かったり、肺の機能が不十分だったりします。肩が下がると呼吸が浅くなってしまいます。肩こりや腰痛など筋力のケアのため、鍼灸マッサージなど治療を忘れず行いましょう。

摂るべきもの
冷え改善に効く生姜、ねぎ、大根、わさび、ニンニクなどは気分を発散して、うつ改善やストレス改善に良いのです。かぼちゃ、山芋は、山薬といわれ漢方生薬です。誰でも長期服用でき、滋養強壮にも効果があります。下痢止めやお肌の収斂、呼吸器疾患、不眠症、遺精にも効果があります。ガン末期で全く食欲のなかった人が、ゆでた山芋を食べて精を付け、何年も生き延びたという例もあるそうです。また髪の発毛にも良いそうです。
ハト麦は利尿作用に優れ、むくみをとり、ダイエットに効果があります。お酒をハト麦で割るのも効果的です。肺と喘息にはレンコンがいいといわれています。
東洋医学上の脾・肺を丈夫にする食材は、子供の食事に是非取り入れたいですね。ハト麦をスープやサラダに入れて炊きこんでもいいし。秋の茄子生姜焼き、秋の梨にも有効です。

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